運指オルタ入門
こんばんは。あたかもです。
ブログもネタ切れ気味…ということで、今回は、ギターフリークスの応用技術である「運指オルタ」について解説していきたいと思います。
今回の記事の対象読者はは銀ネームくらいから虹ネームまでを想定しています!難しすぎたり、簡単すぎたりしたらすみません。
運指オルタはギターフリークスの醍醐味とも言える技術で、出来た時の気持ちよさは半端じゃないです!
よければぜひ最後まで読んで、みてください。
1,運指オルタとは?
運指オルタと最初に言い出したのは誰かわかりませんが、運指オルタとはズバリ、「運指」と「オルタ」を組み合わせたもののことです。
では運指とは何か?
「運指」とは、左手で押さえるボタンが一つずつ変わるパターンの譜面のことです。ほとんどのギタフリの譜面に見られる特徴で、下のようなものがあります。
(以下譜面は手書きです、すみません)
一方、オルタとは早いフレーズを、右手を上下に動かすピッキング(オルタネイトピッキング)で弾く技術のことです。代表的な例として、Time piece phase Ⅱのベースなどが上げられます。
運指オルタはその組み合わせです。つまり、「右手はオルタ、左手は運指」というふうに組み合わせて弾くことを運指オルタと呼んでいるのです。
運指オルタの例として、For reason of Fear MAS-Gを挙げておきます。
ここで触れておきたいことは、「運指オルタと運指の違いはBPM(そしてそれに対応するための右手の動き)の違いしかない」ということです。
No Reason of Fearも全てダウンで取れば運指!ですし、ルックスも全てオルタで取れば運指オルタ。
聞いた話だと、世の中にはGIGA BREAK(BPM135の16分)までダウンで取った人がいる…らしい。信じられませんが。
つまり、「左手は普通の運指と同じ。右手だけオルタの動きをする」ということ。
そう考えると簡単に見えるのですが、実際にやってみて「出来ねーよ!」となった経験のある方も多いのではないでしょうか?
僕も覚えがあります…笑
でも、どんなミスにも原因があります。そこを意識して練習すれば、すぐに出来るようになります!では、次にどうして出来ないのか?その理由を考えてみましょう。
2,運指オルタでミスが出る2つの理由
運指オルタでミスが出る時、そのミスの原因として考えられるものは下の2つです。
1,右腕が上下するので、リズムが取れなくなっている(右手由来)
2,左手の運指が間に合っていない(左手由来)
当然ですが、右手と左手がしっかり噛み合っていたらミスは出ません。どちらに原因があるのか?まずは自分のプレイを分析しましょう。
参考として、右手由来のミスをしている時は、リズムがわからなくなっている→グレやOKなどのパフェが悪くなる症状も出ている可能性が多いです。(奇数個のミスが出ている場合もある)
一方、左手が間違えている時はパフェ率がそこまで落ちない事が多いです。
理由は、精度自体を判定する右腕は間違っていないので、ボタンを押し間違えた分のミスしか出ないからです。
それでも原因がわからない場合は、キービームをオプションで見えるようにして(ダークのオプションを解除して)自分のプレイの動画を撮ってみましょう。
スローモーションで見ると、自分のミスの原因がどちら側の手にあるか、一目瞭然です。
(補足:ギターフリークスは普通にコンボを切ると偶数個のミスが出ます。正確な原因は分かっていませんが、僕は「本来のノーツが押されていない」ことと「間違ったボタンを押さえてピッキングしている」ことの二回分を重複してカウントされていると認識しています。
奇数個のミスが出る時は、ピッキングが足りなかったりして見逃しのミスが一つだけ出る場合です。)
さて、原因が分かったところですぐ出来るようになるかというと、そうは行かない。
やはりミスは反復練習を通じて矯正していくしかないです。なので、僕は「何を意識したら右手(左手)の動きを意識できるか」について書きます。
3,左右の腕を意識するために気をつけるべきポイント
右腕を意識したいそこのあなた!
まずは右腕を正確なリズムで動かしましょう。
自分はどのように動かしたら拍が取りやすいのか?それは人によって様々です。自分にあったリズムキープの仕方を覚えることが、上達の近道です。
僕の場合は、表拍がダウンで取れないとリズムキープが上手く行かず、リズムが狂いやすいです。
裏拍から始まるオルタが多い曲の場合、僕はリセットを多用するのですが、まずは!表拍から始まる短い運指オルタを練習しましょう。
短い運指オルタとは、8分の間に16分が混じっているもののことです。
例えば、SAY 赤B スパ乱、MITATION TOUCH 赤G スパ乱などが挙げられます。
また、S乱をあまり使わない人でも、いろんな曲のちょっとした16分の運指で、普段スキル狙いしている時はダウンでとっているような部分を、オルタで取ってみるなどもいい練習になるでしょう。
さて、左手の動きを改善したいそこのあなた!
これはギターフリークスに一生つきまとう難しい操作で、僕も早いものはまだまだ出来ません。
しかし、遅いものについてはいくつかアドバイスがあるので、書いて行きます。
まずは、タッチを軽くすること。
ギターフリークスはボタンの「オン」だけでなく、「オフ」も判定されます。
「オン」とは、指定されたボタンを押すこと。そして「オフ」とは。指定されていないボタンを離すこと。
初心者の方にありがちなのは、「オフ」がなかなか出来ずに押さえっぱなしになってしまい、運指オルタが出来ないという症状です。
そこで、「オフ」を意識するためにボタンを押さえる力を弱めることが有効だと僕は考えています。
オンオフの切り替えを指先で行い、指をあまりバタつかせない。これが1つ目のコツです。
そしてもう一つのコツが、「粒を一つ一つ認識して指を動かす」です。
ギターフリークスは縦にノーツが並ぶことが多い性質上、縦認識になりやすいです。
直線オルタを認識する時、「ブロックごと」に認識している人も多いのではないでしょうか?(下の画像の右の例)
しかし、運指オルタは切り替えのタイミングが全てのノーツにあるので、縦に認識していると指が離れづらかったり、まとめて押してしまったりします。
そうならないように、ノーツをひと粒ずつ見てリズム通りに押していくことが求められます。(下の画像の左の例)
(他のゲームで「横認識」と呼ばれているものだと思います)
これができれば運指オルタはマスターしたも同然です。
コツは判定ラインを見ること…かな?僕の場合はそうです。
おそらく、判定ラインを見る→視界が狭くなる→ノーツが前後の文脈から切り離されて見えるようになる、というロジックだと思います。
ただ、これも個人差があると思うので、色んな曲をプレイしながら、自分なりに「ノーツが粒立って見えるようになる」ような認識を練習してみてください。
4,おすすめの練習方法
いろいろ書いてきましたが、結局何やればいいの?という方のために。
・動画を撮って自分のプレイを省みる
・キービーム出して自分のプレイを省みる
・いろいろな曲をやってみる、オプションも(ランダム、スパ乱問わず)試してみる
これに尽きると思います。
そして、あまりおすすめしない練習方法は「特攻」です。
このゲームは出来る成功体験の積み重ねでうまくなっていきます。一箇所も出来ない曲を何度もプレイしても、悪い指の動かし方が身につくだけです。
上手くプレイできるギリギリのライン(A判やS判が出るくらい)を練習するといいでしょう。
5,終わりに
色々書いてみましたが、参考になりましたでしょうか?
譜面サイトが消えていて、自分で動画を撮ることも叶わなかったので、画像が手書きでごめんなさい。
皆さんのスキルが500くらい伸びると嬉しいです。
そして僕は結局早い運指オルタの左手の動かし方が全然わからない(フィジカル的にきつそう)ので、誰か高速運指オルタのコツとか知ってたら教えて下さい。
質問やアドバイス、気付きなどありましたらお気軽にコメントください。
では、みなさん良い5月を。ごきげんよう。