ギターフリークスを頑張る。

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将棋のような音楽ゲーム。

※とりとめのない文章です

 

うちの兄は今、将棋にハマっている。

我が家ではゲームは嫌われもので、だから僕はいつも冷遇されてたんだけれど、将棋もゲームじゃん!

晩御飯の時に、なんでゲームは駄目で将棋はいいのか聞いてみた。

 

兄いわく、「将棋には昔から変わらない良さがある」「カードゲームは追加とかがあって変わるから嫌」「運で負けたくない」だそうだ。結構納得してしまった。

 

確かに、将棋はアプデが来て金がプラチナに成ったりはしない。コマのプールが三ヶ月に一回一新されることもない。

数百年変わらぬルールでありながら、流行の戦略や新しい型の開発を繰り返して現在まで親しまれる将棋だからこそ、兄は好きらしい。

 

さて、どうしてカードゲームは追加があるのだろう?

僕は素人だからあまり深いことは言えないけれど、「消費者に刺激を与え、飽きさせないようにするため」「新しいパックを売るため」あたりが理由なのではなかろうか。

この「刺激を与える」という理由は、時にはカードパワーのインフレにつながる。

より派手な効果や強いカードは、ユーザーを一時的に興奮させる一方で、より強い刺激を求めるようにも仕向けてしまう。

もちろんパックは売れるが、いつか刺激に限界が来て、サービスを終了させてしまうゲームも多いだろう。

 

 

音楽ゲームのアプデ

さて、音楽ゲームはどうだろうか?どのようにしてユーザーを飽きさせないようにしているだろう?

・新曲を出す(週1,月1)

・新バージョンを出して、新しい操作とかを取り入れる(年1とか)

・新しい音楽ゲームをリリースする(数年に1回とか)

 

ぱっと思いつくものはこのあたりである。(他に思いついたら教えて下さい)

新曲追加は、殆どのゲームで行われている。新しい譜面はもちろん誰もやったことがないので、新たなやりこみ要素としてプレイヤーに刺激を与えるだろう。

いわゆる「ボス曲」を追加することによって、かっこよさと難しさを兼ね備えたその曲は初心者の憧れとなり、上級者の攻略の対象となるだろう。

決まったボタンを押すことに慣れてしまった人たちも、新しくデバイスを搭載したり、新しい操作を導入することによって、新たな難しさを見出す。

あるゲームで行き詰まりを感じてしまった人たちも、新しい音楽ゲームは全く違う操作や画面、キャラや曲が待っていて、1からの実力で成長する事ができる。

 

 

ただ、ポップンやボルテのように、楽曲が溢れている機種もあって、新曲が刺激となっているかは微妙なところでもある。

最初はガンガン曲を追加するべきだが、飽和している機種に関してはまた違うアプローチが必要かもしれない。

そして僕に限って言えば、刺激に疲れてきている。

新しい音ゲーを始めることもほぼないし、ロングノーツとかの追加要素も大体不満に思う派だった。(年かもしれないけど)

解禁無職とかいう人々はすごいと思う。

 

音楽ゲームを将棋のように楽しむには?

グダグダ書いてきたけど疲れてきたので結論に近づけていく。

刺激は繰り返されると慣れ、飽きていく。

これに対抗するには、違う種類の刺激を与えるか、刺激以外のじんわりとした魅力を作るかの2つの選択肢があると思う。

 

おそらく現在の音楽ゲームは前者を選択している。新しいイベント、新しい曲、新しいデバイス……音楽ゲームはソシャゲのような、いわゆる「終わりのないゲーム」であり、そういった更新のやり方が普通なのかもしれない。

 

でも、もし音楽ゲームが将棋のように、変化がないからこそ楽しめるようなゲームになったら…… 長く愛されるようなコンテンツになるかもしれないな。

 

現実的な問題はたくさんあるだろうし、机上の空論なのは分かっている。

「将棋のような音楽ゲームがあったらいいな」という記事でした。