ギターフリークスを頑張る。

ギターフリークスで気づいたことをつらつらと書いていきます。気づいたことがありましたら、お気軽にコメントか、@atakamokamoまで

音ゲーを続けるために。

音楽ゲームは上達がすべて。

音楽ゲームは楽しむのがすべて。

音楽ゲームは音楽がすべて。

音楽ゲーム神ゲー

音楽ゲームはクソ。

音楽ゲームは暇つぶし。

僕たちが普段遊ぶ「音楽ゲーム」というものは、世界共通の、たった一つのゲームの形なのに、僕たちは一人ひとり、違う受け取り方をしている。

 

それぞれの考え方は尊重されるべきだし、音ゲーの向き合い方(もしくは向き合わなさ)は人それぞれ違って当然のものだ。でも、僕が改めて言いたいのは、「音ゲーに何を求めているのか」も人それぞれだということだ。

(いや、当たり前だけど)

 

音ゲーが上手くなりたいから音ゲーしてる人もいるし、音ゲーが楽しいから音ゲーしてる人もいる。もちろん、音ゲーがつまらないからしてない人もいるし、音ゲーがつまらないけど一生やってる人もいる。

何を目指しているかによって求めているもの、大切にしているものは変わってくる。

 

改めて、僕は何を目指してゲームしてるんだろう?何を大切にしているのだろう?
前フリが長くなってしまったけれど、自分の本音を少し書いてみたい。

(個人の話ですし、ほぼチラシの裏です) 

音楽ゲーム、なぜ遊ぶ?

 1,好きな音楽に合わせてボタンを押すだけで楽しい

僕はボタンを押すのが好きだ。もはや動物的本能。イライラしているとき、ボタンをしばくとスッキリするのも、この感覚だろう。

 

2,達成する喜び

自分が半ば恐れている音ゲーの魅力。

音楽ゲームはよく出来ている。何回か繰り返せば誰でも出来るようになっているし、ほどいい目安がたくさんある。ビートマニアで言えば段位合格、ハードクリア、鳥A、フルコンボ。他にも2000点とか、段位平均とか、ちょっと嬉しい水準がいくつもある。

未達成の実績を実力を上げて達成していく。もしかするとこれは、音楽ゲームの最も魅力的な一面かもしれない。

 

出来なかったことが出来るようになるという刺激は、脳みそのめちゃくちゃ気持ちいい部位にダイレクトにアクセスしてくる。初めて〇〇をハードクリアした、フルコンした、鳥Aを出した‥自分が到達したことのない領域に、初めて足を踏み入れた時の快感を知ってしまったら、もうやめることは出来ない。現在の音楽ゲームのヘビーユーザーたちは、自覚のあるなしはともかく、この快感にハマって続けているのではないだろうか。

 

さて、なぜ自分がこの気持ちよさを恐れているのか。

それは、「その達成感は難しさと比例するが、頻度は難しさ故に減るから」である。

その挑戦が自分の実力のギリギリのラインで設定されているからこそ、達成して嬉しいのである。

トイコンを初めてクリアした日、僕は嬉しすぎて終電を逃した。(懐かしい)

でも、気づけば当たり前にクリアできるようになって、喜びもどんどん減っていく。

(いや、結構嬉しいから何度も選曲してるんだけどね)

スコアも思ったように伸びず、気づけば足が遠のいてしまった。

(これにはもっといろんな理由があるので、また機会があれば書きます)

 

何が言いたいかというと、この達成感は、快感や魅力と反比例して、どんどん回数が減っていくということだ。快楽の中毒になると、「達成」というこの音楽ゲームの魅力は一転して、自分を苦しめる鎖になってしまう。

 

 

3,自己顕示欲

リザルトを撮影して、ツイッターに上げて、ふぁぼられる喜び。

これがなかったらこんなにハマってなかったと思う。ライバルや、自分よりうまい人に「お、うまいな」と思わせるために頑張る、って側面も間違いなくある。

SNSは不特定多数に見せることが出来る点で、自己顕示欲とめちゃめちゃ相性がいい。

 

 

4,ライバル、先輩後輩、友人の存在

自己顕示欲と近いけれど、ゲームに真摯な自分を認めてくれる、ゲームに真摯なライバル。彼らから僕は「まだ上手くなれる」ということを学んだ。

掛け値なしにかわいがってくれる先輩と、慕ってくれる後輩。

結果が出なくても認めてくれる彼らの存在は、スランプだった僕の一番の支えになっていたと思う。

 

 

5,使命感

俺の人生をかけて10年近くゲームしてるからこそ、この人生を正解にしなければならないという使命感。伝わる?笑

 

 

だいたいこんな感じ。ゲームそのものの魅力、それを取り囲む人の魅力。それに取り憑かれて、支えられて、僕はゲームを続けている。(大げさですが)

 

 

ゲームを長く続けるには? 

皆さんは音楽ゲームをやめたいと思ったことはありますか?

僕は何度もあって、改めて今考えるとその理由は大体、上のモチベーションの裏返しのようなことだった。

 

スランプが数カ月続いて辛い、という例は、2,達成する喜び が実感できないから辛くなっている。

人と比べて成長速度が遅くて…という例は、4,自分を認めてくれる存在 が自分のことを見てくれないと感じているから辛くなっているのだろう。3,自己顕示欲 が満たせないということでもあるかもしれない。

 

制約は時に、上達を早める。しかし、(ハンターハンターよろしく)制約は、上手く行かなかった時に自分に跳ね返ってくる。

「俺には上達しかねえ!」と思って頑張っても結果につながらなかったり、人にあっさりと抜かれて否定されたような気になったりする。そんな時、僕は本気でゲームをやめたくなる。

 

でも、こういう時こそ自分はゲームの他の魅力に「逃げる」ことが大切じゃないか?

スコアが伸びないときは人と遊んだりして、普段選ばない曲を選んでエンジョイする。

ライバルと悪い意味で比較しすぎないようにする、ライバルを変える。

ちょっとゲームから距離を置くのも、正解だと思う。(離れすぎで起こるスランプの絶望に注意!)

ゲームという、一見優しいように見えて厳しい世界に、潰されないように自分を守らなければいけないと思う。

 

「上手くなるから続ける」んじゃなくて、「続けるから上手くなる」。

続ける理由に上達を絡めてしまうと、いつか自分がやめてしまう、決定的な理由になっちゃう気がする。 

 

音楽ゲームの上達のコツを、僕がこっそり教えます。

それは、最終的にやめないこと。

ドルチェよりは上手くなれないかもしれないけれど、それでも僕はもうしばらく続けるよ。

 

 

みなさんもぜひ、「なんでゲームを続けるのか?」「どうしたらゲームを長く続けられるのか?」考えてみてください。

 

あたかも